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田中将大投手が今季3敗目も、メジャータイ記録を達成した [スポーツ全般]

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わしじゃ・・・
佐久爺じゃ

ここのところ、ライブを観にいったり
仕事絡みの打ち合わせで横浜にいったりと
なにかと忙しくしている爺ではあるんじゃが

昨日は朝から、MLBとワールドカップを観戦して
午後からは春の締めくくり
宝塚記念の予想で、大忙しじゃった

おかげさまで宝塚は、一週間前からの考え通りに決まり
仲間にも大いに喜んでもらえて幸いじゃった

さてさて、ヤンキースの田中投手じゃが
レッドソックスとの二度目の対戦でレスター投手との
緊迫した投手戦をくりひろげ

1-1の同点で迎えた9回2死から、5番ナポリに
96マイル(154キロ)のストレートを右翼席に運ばれた

直前に恐怖の4番オルティスを併殺に仕留めて2死をとって
ナポリも変化球でカウント1-2と追い込むまでは、シナリオ通りだったはずじゃ

あと一球で、その裏の攻撃で自軍のサヨナラ劇を呼び込む上でも
最良の策は空振り三振なんじゃが
ここでなぜか捕手のスプリットのサインに首を振り
スライダーの要求にもうなずかず、速球でのつり球を自ら選択したみたいじゃ

確かに、終盤から速球のキレも良くなっておったし
見逃されても、次の落ちる球への布石にもなると考えたんじゃろう

なにも間違ってはおらん・・・

しかし、そこに一瞬の僅かなズレが出てしまうのも
勝負ごとの常なんじゃなぁ

外角高めへの112球目は、悲鳴と歓声の中右翼席最前列に消えていった
「投げたいところに投げられなかったので、最悪の結果になってしまった」
と、田中投手は痛恨の1球を振り返り、悔やんだそうじゃ


調べてみたんじゃが・・・


日本人投手の完投負けは
98年4月23日野茂と8月5日伊良部
00年6月22日の野茂に次いで14年ぶりで4度目
過去3度はビジターのため9回の完投負けは田中が初みたいだ

田中投手は渡米後初の2連敗じゃなぁ
楽天時代の12年の2連敗以来だが、2試合連続での敗戦投手は
10年6月に3試合連続で敗れて以来4年ぶりじゃ


新たな遺恨問題が勃発か?

決勝ソロを放ったレッドソックスのナポリ選手が
ダッグアウトで仲間に出迎えられる際に
「What an idiot!!(なんてまぬけな)」と口走り
「あいつは俺に直球を投げてきたよ」と続けたそうじゃ

まあ、興奮もするじゃろうし、自軍のベンチだっしのぉ
わからんでもないが・・・
運わるく? この音声がFOX局の全米中継で拾われてしまい
何度もリプレーが放映されて米メディアで物議を醸したみたいじゃ

ナポリ選手は試合後に
「田中に向けて言ってない。低めのスプリットを投げてくると思っていた」
と釈明したが、スポーツ専門局ESPNの電子版は
「明らかに不快な発言だ」と指摘しておる
この騒動も、どうなることやらじゃ


しかし勲章もまたひとつ
デビューから16試合連続のクオリティースタートの記録を達成じゃ

これは、1973年のスティーブ・ロジャース(エクスポズ)と並ぶ
41年ぶりのメジャータイ記録なんじゃが
116球の熱投によるメジャー3度目の完投は実らなかったのぅ

それでも11勝で防御率2・10はリーグトップのままなんじゃから
よう頑張っておる

ちょっと記録をみてみると

メジャーでのクォリティースタートは

★デビュー連続記録 
田中投手が並んだデビューからの連続記録は
73年スティーブ・ロジャーズ(エクスポズ)の16試合
★最多連続試合 
ボブ・ギブソン(カージナルス)が達成した
67年9月12日から68年7月30日までの26試合連続が最多
★最多試合数 
シーズンでは
71年のウイルバー・ウッド(ホワイトソックス)の37試合
通算では
殿堂入りを果たしているドン・サットン(ドジャース)の483試合
★昨季最多 
クレイトン・カーショー(ドジャース)と
ジェームズ・シールズ(ロイヤルズ)の27試合が最多
成功率もカーショーの82%がトップ

これらに田中投手が、どれだけ近づけるかじゃが
それよりも一試合一試合、チームのために
目の前の試合に全力を注ぐのが
彼の野球人たる姿勢だと思うんじゃ



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